
実家(埼玉県)で古いアルバムを漁っていたら、こんなの見つけました。
埼玉県飯能市の伊豆ヶ岳(標高850.9m)の山頂直下の岩場「男坂」。登る気まんまんですね・・・(笑)。
5歳くらいだそう、全く憶えてないですが、もしかしたらこれが私の山おんな人生の出発点か。
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「あの向こうには何があるのだろう、行ってみよう!」という夢を高校生の頃までよく見ました。視界の2/3ほどをさえぎる何かを見ると、越えてその向こうを見たくなるという変なところがありまして。
例えば埼玉に居た頃は、利根川の堤防。緑の草の壁?の向こうにぽっかり広がる青い空。あの壁の向こうには何があるんだろう?あそこに立ったら何が見えるんだろう??って思うんだよね〜と母に話したところ、「川に決まってるじゃない。」と。いや、そうなんですけど。そうなんですけど(笑)!!!
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東京で働くも体を壊して身も心もくたくただった頃、強く強く自分の中から聞こえてきた「山が見たい、森に行きたい」の声に従い、黄金色の稲穂の海が美しい安曇野に引っ越してみたのが、かれこれ十○年前。
窓から見えるアルプスの山々、青く広い空、おいしい空気と水に癒されてすっかり元気になった頃、「あの向こうには何があるのだろう」と
燕岳に登ったのが始まりとなり、その後登って登って登りまくるうちに、とうとうガイドになってしまいましたとさ。
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2014年正月。憶えてない思い出を辿りに、初登りで行ってみました、出発点?の伊豆ヶ岳。
山頂直下には確かに鎖付きの立派な岩場があって、大人が途中であきらめ、巻き道へ行くため下りてきてました。
私これ登れたの?あの歳で?巻き道行ったんじゃない?って思いましたが、残っている他の写真から推測しても、やっぱ登ったみたいねぇ。
子供って身軽だし難しく考えないから案外登れるのかな。当時からするとすっかり重くなってしまった身と心(笑)で再び登ってきました「男坂」。
くるっと周って3時間ほど、子供の足ならもっとかかったろう、よく歩いたなぁ、途中でイヤにならなかったのかなぁ、イヤになるくらいなら山おんなになんかなってないか(笑)。
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パラダイス信州(だけではおさまらず、全国各地の山)で遊び呆けた経験、みなさまのお役に立てばいいなと思っております^^。な
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