またあるときは登山ガイド、森林セラピスト。信州を中心に森と山をご案内♪

■ 山のよもやまばなし − 「足の爪が!」

2004年9月に針ノ木小屋へ行った時のこと。
秋で雪渓が跡形も無く消えうせた急坂の登山道を下山したのだけれど、全体重がつま先にかかった状態で無理して歩いたために、帰ってきてみたら、爪がどす黒く(血?)変色してしまっていた。特に、私の踏ん張り足である左足の爪 の痛みと変色がひどく、これは爪をはがなければいけないかもしれない・・・と私は恐れおののいた。(痛いの大嫌いだから。「爪をはぐ」なんて考えただけでも恐ろしい!!)

友人から「あまりに痛々しい文面で、ぞっとする」と苦情がきたので、結論を先に言ってしまうと、

爪はちゃんと生えてきました!心配ないです。

8ヶ月かかってもとの長さにもどりました。爪の途中に極度に圧力がかかったことを示す筋ができてしまいましたが、 これもじきに爪が伸びて消えることでしょう。ということでめでたしめでたし。

■経過
  • 2004/9 とにかく痛む。ずきずき痛む。しかしながら、2週間後には再び山登りができた。
  • 2004/10 爪に縦の亀裂が入り、そこから空気やら水やらが爪内部に入った模様。時々とても痛むので、化膿したかと怖くなり医者へ行くが、化膿しているのならこんな もんじゃすまないし、爪もはぐ必要はないと言われ、ひと安心。
  • 2004/11 爪内部に入った空気か水が全体に行き渡り、色が白くなってしまう。 右足の爪の方は、変色した部分が爪の成長とともに上部へ上がってきて、このまま何とかなりそう。
  • 2005/1 白くなってしまった左足の爪は、とうとう片側からはがれはじめた。ひっかけて痛い思いをするのが嫌なので、 毎日絆創膏で補強。
  • 2005/2 とうとう爪がはがれる。下から現れた新しい爪は、以前の2/3ほどの長さしかなく、とても 強い力がかかったことをうかがわせる深い一本の溝がついていた。これ、またちゃんと伸びてくるのかな 、それとも一生短い爪になっちゃうのかな・・・と心配。
  • 2005/3-4 こういうときに爪のありがたさが分かるなーって思ったんだけど、以前の2/3ほどの長さしかないため、 何かに足先があたると痛い。靴なんて履けそうもない。そこで仕方なく、はがれた爪を絆創膏で止めて、付け爪として利用している。 空気が乾いていると、もうどこからも水分を補給されない私の付け爪は、急激に硬くなる。お湯で洗って水分を補給して、また付ける・・・そのうち割れちゃうかもね。
  • 2005/5 だいたいもとの長さに戻りました。うれぴー!すごいね、体の再生力って。 まだ圧迫された痕の筋は残っているものの、これもいずれ爪が伸びて消えることでしょう。
↑こういう思いをしないために〜
  • 下る前には、登山靴の紐を締め直しましょう。踵は靴の後ろにつけるようにして、紐は一番上まで、きつすぎない程度にしっかり締めますよ。
  • 下り始めて、どこか当たるなど違和感があったら、隊列を止めてでも、もう一度紐を締め直しましょう。
  • 下っている時は、時々靴の中で指先をグーパーしてみて下さいね。一箇所が靴に当たり続けるのを防ぐためです。
皆さんも気をつけてくださいね!


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