またあるときは登山ガイド、森林セラピスト。信州を中心に森と山をご案内♪

■ 山のよもやまばなし − 「ニアミス!?」

11月初め、低気圧通過後の冬型で別山(べっさん=白山の隣)は雪山と化していた。今シーズン初の冬靴が重く、バテバテの道中。 それでも上天気の下の久しぶりの雪の稜線、雪化粧した北アルプスをはじめとする山々の大展望は、ご機嫌度を上げるのに十分。誰もいない稜線で、白山と別山とデート♪

この日は夜中に安曇野を出発して行ったのでスタートが遅く、山頂で折り返したのが14時になってしまった。そして日没は17時。やばい〜と駆け下りている時のこと。

前にもどこかで書いたけど、雪上はいろんな跡が残るので面白い。カモシカが通ったな、ウサギもいるらしい・・・いろいろ想像しながら歩く。

チブリ尾根避難小屋を過ぎてから、自分の足跡に別の足跡が重なっているらしいことに気が付いた。登山道を塞ぐ木、私はたいてい乗らずにまたぐのだけれど(すべるから)、乗った跡がある。誰か歩いたみたい?割と小さい足だな。行きに外来種除去作業の女性に会って、彼女の靴跡は小さかったので、その彼女かな。仕事が終わって白山の展望を見にここまで登ってきたんだろうか? などと考えながら足早に歩いていたら、鮮明なフットプリントが目に入った。
・ ・ ・ ・ ・。
5、6歩行き過ぎて、立ち止まる。今のって?・・・だよね、そうだよね、クマさんだよね!?
戻って写真撮ろうかと思ったけど、鮮明=まだそばにいる可能性大、なので、早々に立ち去ることに。
「いるの〜?通るよ〜?どいててよ〜」と声をかけながら下山を続ける。
そういえばさっき、自分の周囲のがさがさより一段奥でがさがさ言ってた気がしたよね、気のせいかな?って思ったけど、あれそうだったのかも?
うわ〜ニアミス。いや〜よかった、出くわさなくて。早くしないと日没だったし、出くわしてる暇なんかなかったよ。

クマさんも私に出くわしてる暇なんかなかったかも? いや〜また雪降っちゃった、もう何回目だろう。まだ冬眠用の腹ごしらえ終わってないのに、困るよ〜ってね(笑)。


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