またあるときは登山ガイド、森林セラピスト。信州を中心に森と山をご案内♪

■ 山のよもやまばなし − 「これ、山羊かなぁ?」

アラブ首長国連邦で働くインド国籍のお客様と涸沢へ向かう。
「10年分の雨を見た(アラブ首長国連邦では雨が降るのは1年に2回!?とからしい)」とお客様が言うほど降り続いた雨は、涸沢へ向かうときには運良く止んでいた。

前からやたら元気に歌いながら歩いてくる若者グループ。一昔前みたい(?)元気だなぁと思っていたら「小熊を見ました!気をつけて下さい!!」と。 小熊かぁ、やだなぁ(近くに母さんがいるかもしれないからね)。でも私たちが行く頃には移動してるだろうし、、、と思いつつ先へ進む。

ふと、先に歩いていたお客様が振り返って「これ、山羊かなぁ?」
顔を上げると、山の斜面に、うわ、熊さん!!距離5メートルかそこら!?しかも赤い首輪してる!??
「いや、それ、熊、熊だよ!!!」(これを英語で言ったか日本語で言ったかよく憶えてない笑)
山羊と言われてしまった熊さん、やだやだ、って感じで私たちに背を向け、森の中へと去っていきました。 やれやれ〜。赤い首輪(たぶん追跡装置)の熊さん、なんかかわいかったけど、とにかく大事にならずに済んでよかった。

そして涸沢からの帰り道。
上高地がだいぶ近づいてきた頃、人影ならぬサル影が見えた。 今回はまだサルを見ていなかったので「おお、ようやくサル登場だよ!」と言ってみたものの、何かシルエットがおかしい。 んん?んんん???よくよく見たら、またまた遭遇、今度は小熊!!うわーやばいなー母さんいませんように!!!
声を出し、手を叩き、笛を吹くと、小熊は草むらへと入って行ったけれど、私たちが通過する時は、草むらで仁王立ちしてこちらを見ていました。その距離5メートル以内。ひぇー。
「かわいい!無邪気に食事してた!!」とお客様は無邪気に大喜びで・・・よかった(何もなくて苦笑)。

1日に2度もクマに遭遇するなんて、ワタクシ人生初でございました。

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